オシロ(RIGOL DS1054Z)を購入しました
最近FPGA(特にZYBO)をいじるようになって、ちょっとした信号波形の観測がしたいケースが増えてきました。そこで、とうとうオシロスコープを買ってしまいました。以前は日曜大工の電子工作にオシロスコープはもったいないと思って購入を躊躇していたのですが、いざ買って使ってみるとやはり便利です。
購入した機種はRIGOL DS1054Z(中国製)でAmazonから購入しました。同価格帯(5万円台)で買える、Tektronix TBS1052Bとどちらにしようかと少し悩んだのですが、4ch vs 2chでRIGOLの方がch数が多いこと、その他測定機能もRIGOLの方が充実しているように見えたのと、Amazonや他のBlogのレビューを見ても、RIGOLの評価は概ね良かったので、ブランド的にはTextronixですがコスパを取ってRIGOLにしました。
オシロスコープは学生時代にアナログオシロをちょっと触ったことがある程度で、ディジタルオシロは初めてだったので、まだ使いこなせていませんが、個人用の電子工作用途にはこれで十分だと思います。やっぱり実際の信号波形が見えると動作確認の効率が飛躍的に上がるので、買って良かったと思っています。
マニュアル・表示ともに日本語にも対応しており、マニュアルの日本語が不自然なこともありません(ただ、英語版に比べて更新がやや遅いようですが)。DS1054ZはオプションでI2Cのプロトコル解析やデコードにも対応しているのですが(買った状態では使用時間限定で動かすことができます)、マニュアルを見ただけではさっぱり使いたかが分かりませんでした。Webで検索するとYou-Tubeに実際に操作している画像がアップされており、それを見て使い方が分かりました。英語が主体になりますが、サポート情報も比較的充実しているのでその点も良いと思います。
今の所気になる点は、ファンの動作音がややうるさいこと(You Tubeには自分でファンを静音型のもの交換している画像もありました)、画面表示をUSBメモリーに保存できるのですが本体にRTCがないらしく、ファイルのタイムスタンプが2015年の固定の日付になってしまい、母艦のMacにコピーした際に時間順にソートできないことです(コンソールから毎回touchコマンドでタイムスタンプを更新する必要があり面倒)。
とは言え、機能的には十分満足しています。まだまだ使いこなせていないので、色々触ってみたいと思っています。
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